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渋谷ヒカリエにメンズスキンケア「バルクオム」の自販機 限定設置

「バルクオム」のスキンケアアイテムなどを販売する自販機

「バルクオム」のスキンケアアイテムなどを販売する自販機

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 メンズスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」の自動販売機が6月15日、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)の商業施設「ShinQs」内に設置された。

トライアル向けの1日分のフェースケアセットなどを販売する

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 バルクオム(港区)が手掛ける同ブランドは2013(平成25)年に誕生し、オンラインストアをはじめ、バラエティーショップやドラッグストア、セレクトショップなどの小売店、ヘアサロン4000店以上で販売。アメリカやシンガポール、イギリスなど10以上の国と地域でも展開している。中心客層は20~30代。

 ShinQsがリアルとネットとは異なる購買体験の提供として自動販売機に目を付けていたことに加え、20~40代を中心とした働く女性がメインターゲットのなか、コロナ禍で男性の来館客が増えている背景を受け、男性向けのアイテムとしてバルクオムに自動販売機での展開を提案。同社としても、コロナ禍で非接触での販売などを検討していたことから今回の取り組みが決まった。同社が自動販売機で商品を販売するのは初めてで、ShinQsにドリンク以外の自動販売機が設置されることも初となる。

 場所は、地下1階コスメティクス&ビューティーフロアのレストルーム。ドリンク以外のアイテムにも対応する躯体「自由販売機」(スキマデパート運営)を採用。自動販売機は白をベースにブランドコンセプトの「THE BASIC」の文字をゆがませてプリント。白と黒を基調にした「シンプルでスタイリッシュ」なデザインに仕上げた。タッチパネル式で、商品情報のほか、洗顔~スキンケアの手順を紹介する「How to動画」を流す。

 近年拡大しているメンズスキンケア・コスメ市場。同社も右肩上がりで売り上げを伸ばしているというが、昨年の新型コロナウイルス感染症流行の第1派の時期には「特に」伸びたという。それでも、「店舗では購入しづらい」という声もあることから、購入のハードルを下げたいと考えていたという。同ブランドはパウチ容器の商品がメインだが、自動販売機では、新規顧客を見込んだトライアルとして使える商品や、すぐに使える、季節に合わせた商品をセレクトした。

 扱うのは、5日分程度の内容量の洗顔料・化粧水・乳液とポーチのトラベルセット(2,420円)、リップクリーム、日焼け止め(以上2,200円)、女性にも人気が高いという泡立て用ネット(660円)、拭き取り用化粧水で汗拭きシートとしても使える「THE FACE SHEET」(1,100円)など10商品。本来は非売品の「ONE DAY KIT」(550円)は、洗顔料・化粧水・乳液各2袋と泡立てネットを詰めた、朝と夜1日分のフェースケアセットになっている。支払いはキャッシュレス(クレジットカード、QRコード決済)のみ。

 ShinQsの現在の営業時間は11時~20時。7月14日まで。

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