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プラントベースフード「2foods」、渋谷ロフトに旗艦カフェ 豆腐とカボチャの「卵」サンドなど

渋谷ロフトにオープンする旗艦カフェの外観イメージ

渋谷ロフトにオープンする旗艦カフェの外観イメージ

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 植物由来原料の食「プラントベースフード」ブランド「2foods(トゥーフーズ)」の旗艦カフェ「2foods渋谷ロフト店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6416-4025)が4月15日、渋谷ロフト2階にオープンする。

ドーナツやカレーなど植物由来の原料で作る料理

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 入浴剤「BARTH」などを展開するTWO(猿楽町)が1年半ほど前から構想し立ち上げたブランド。食のマーケットが大きいことや、「デジタル化が遅れている」ことなどから新規参入する上で「チャンスを感じた」こと、台頭しつつあるプラントベースフードの事業者はまだ「あまり多くない」ことから「主役になれるのでは」と社運を懸けて取り組むという。

 「ヘルシージャンクフード」をコンセプトに、メニューは肉や魚、卵、乳などの代わりに、ソイミートや豆乳などのミルクなど植物性の原材料を使い、フードテックも取り入れながら作るほか、味や見た目、食感などにもこだわる。ベジタリアンの人たちだけでなく、幅広く健康志向の人たちに向け提案を図る。

 情報発信の意味も込め渋谷に旗艦店を出店。20~30代の女性を中心とした利用を見込む。席数は(感染症対策で減らして)45席。エントランス近くには世界のブランドやスタートアップなどのフードテックブランドを紹介する「FOOD TECH PARK」を併設し、商品を置きタブレットで商品の背景などを紹介。新型コロナウイルス感染症が収束した際には試食なども行っていきたい考え。

 フードメニューは、ソイミートを使い玄米とカリフラワーを混ぜたライスを添えるカレーや、豆乳ベースのスープにグルテンフリー麺やソイミートなどをトッピングする同店限定の「濃厚やみつき担々麺」(以上968円)などを用意。豆乳を使い低温で長時間発酵させることで「ふわもち食感」を可能にし、特殊機械で油を吸い込む率を抑えて揚げるドーナツ(363円~)は、オーガニックシュガーとラズベリーやオーガニック抹茶などで作るグレーズをかける。ドーナツに豆腐とカボチャを混ぜたものを挟む「まるでたまごなドーナツサンド」(528円)は、卵のような香りをスパイスで付けている。「ソイチキンタツタドーナツサンド」(638円)のチキンはひよこ豆の粉を使って揚げている。

 ドリンクは、ドリップのホットコーヒー(レギュラーサイズ308円ほか)、コーヒーと紅茶、豆乳を混ぜるオリジナルラテ(同418円ほか)、糖度の異なるローズヒップティーとパイナップルのフルーツティーで2層に仕上げるフルーツティー(同638円)などを用意する。客単価は、カフェ利用で1,000円程度を見込む。担々麺を除きテークアウトにも対応する(店内飲食と価格は異なる)。

 同社の東義和社長は、プラントベースフードが、確実にこれからの時代のメインストリームの食のカテゴリーになる」と見込み、「このカテゴリーで日本発のグローバルブランドになる」と意気込む。

 営業時間は11時~21時。

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