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渋谷のソニー情報発信拠点でショートフィルム監督体験企画

来場者は監督してカメラワークや俳優への演技の指示などをしてショートフィルムを撮る

来場者は監督してカメラワークや俳優への演技の指示などをしてショートフィルムを撮る

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 ショートフィルムの監督を体験できる企画「Directed by You-ソニーと創る『60秒フィルム』-」が7月10日、渋谷モディ(渋谷区神南1)1階にあるソニーグループの情報発信拠点「Sony Square Shibuya Project」で始まった。

カリモクの家具を使ったセット

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 渋谷モディ営業再開後、初めて同所で開催する企画。シナリオライターやディレクターとコラボレーションした企画で、身近になった撮影することを「よりクリエーティブに、より楽しめる機会」を提供する。

 同所では、5月に発売したスマートフォン「Xperia 1II(エクスペリア ワン マークツー)を使って、1分のショートフィルムを制作できる。シナリオは現在、コンとユニット「テニスコート」神谷圭介さんが手掛けた「コント編」3本を用意。テーマは、1つのトロフィーを発端に起こるカップルの物語「トロフィー」、車にひかれた猫を助けた男性に訪れた「恩返し」、街をゾンビが歩く世界を舞台に人間のカップルとゾンビの「奇妙な再会」を描く「記念日」の3種類。

 体験者は選んだシナリオの一部のシーンを撮影する。スペース内には同所のターゲットである30歳以下の若者が「住んでみたい」と感じるような部屋のセットをカリモクの家具を使い作った。演技する俳優・女優が常駐しショートフィルムの出演者となり、体験者はカメラアングルや演技の指示、テーブルなどに置く小道具を選ぶなど演出ができる。

 撮影後は、AI(人工知能)がアシストする楽曲制作ツール「フローマシーンズ」を活用して作ったオリジナル楽曲4種からBGMを選べる。同所のスタッフが、撮影した映像とBGMを事前に撮影されたその他のシーンの映像を組み合わせてショートフィルムが完成する。作品には自身の名前がクレジットで入り、QRコードを通して自身のスマートフォンにダウンロードできる。

 今回はオンラインとも連動。3つのテーマに沿って自由に撮影した1分のショートフィルムを、「#ソニーと創る60秒フィルム」「#ソニースクエア渋谷」のタグを付けて投稿することで参加できる。投稿された中からシナリオライターやカメラマン、音楽プロデューサーなどのクリエーターに選ばれた作品は、渋谷モディ外壁の大型ビジョンで上映するほか、クリエーターからレビューを受けられるワークショップに参加する権利も得られる。

 8月7日以降は、劇団「ロロ」の脚本家・三浦尚之さんが描いた恋愛篇のシナリオ3本を加えた計6本の中から選べるようになる。コメディー編同様、テーマに沿ったオリジナルショートフィルムをオンラインで募集する。

 営業時間は11時~21時。体験無料。9月末までを予定。

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