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渋谷駅前に東日本大震災の津波の高さ示す屋外広告 ヤフーが防災啓発

「MAGNET by SHIBUYA109」の壁面に掲出された広告。赤のラインが津波の高さを示している

「MAGNET by SHIBUYA109」の壁面に掲出された広告。赤のラインが津波の高さを示している

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 東日本大震災の津波の高さは16メートル超え――渋谷駅前・スクランブル交差点に面した商業施設「MAGNET(マグネット)by SHIBUYA109」の壁面に3月1日、津波の高さを示し防災からの「学び」を次世代に伝えようとヤフーが呼び掛ける屋外広告が登場した。

本木雅弘さんらを起用した屋外広告も

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 東日本大震災から7年となった昨年3月、地震の際に必要な知識を問う「全国統一防災模試」を「Yahoo! JAPAN」アプリなどで実施した同社は今年も、同日から「模試」を展開。昨年は約155万人が参加したという。災害は「いつか起こりうる」として、災害時に役立つ知識を身に付けてほしいと、防災啓発活動のイメージキャラクターに俳優・本木雅弘さんと齋藤飛鳥さん(乃木坂46)を起用した。

 昨年、銀座ソニービルにも掲出した屋外広告は、「次世代」をターゲットに若者が集まる渋谷を掲出場所に選んだ。「経験を学びに変えて備えなければいけない」などのメッセージと共に、岩手県大船渡市で観測された、同震災最大とされる「16.7メートル」の高さとなる位置を「ちょうどこの高さ」と赤のラインで示し、津波の規模を伝えている。

 併せて、本木さんと齋藤さんを起用した広告を「Q FRONT」外壁の両サイドに掲出。「全国統一防災模試」をPRする。模擬試験の実施は今月31日まで。

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