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南青山に輸入菓子のセレクト店「シャルマン・グルマン」 ヨーロッパの老舗中心に

角地に位置する店舗の外観

角地に位置する店舗の外観

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 輸入菓子のセレクトショップ「シャルマン・グルマン」初の常設店(港区南青山5、TEL 03-6450-5902)が12月15日、南青山にオープンした。経営はヒロ・コーポレーション(新宿区)。

チョコやサブレンなどヨーロッパのブランドがそろう1階

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 フランス語で「すてきな食いしん坊」を意味する「シャルマン・グルマン」。フランス、スイス、スペインなどヨーロッパの「老舗」を中心とした伝統菓子の輸入・販売を手掛ける同社は、2015年から同名のECサイトを展開するほか、百貨店での催事出店などをしている。

 商品を常に紹介できる場所、製造者たちが来日した時にイベントができるような場所として、かねて常設店の出店を考え、出店場所を探していたという。ブランドに合う場所として、「落ち着いた雰囲気であるが高級感があり過ぎない」エリアとして表参道・南青山エリアに決め、8月に同所と出合いオープンに至った。コアな客層は30~50代の女性を見込む。

 初の常設店となる同店は、米LA発スペシャルティーコーヒーチェーン「コーヒービーン&ティーリーフ」、キッシュ専門店「キッシュヨロイヅカ」などが出店していた、青山通りと骨董(こっとう)通りが交わる角地にオープン。店舗面積は2フロア計約277平方メートル。2階にはサロンを併設し、29席を用意する。ヨーロピアンクラシックをベースに、マルシェや総菜店のようなカジュアルな雰囲気を演出した。白を基調に金や深紅をアクセントとして取り入れ、什器やカウンターなどには大理石を採用。階段には、取り扱いブランドの創業者やパティシエ、工場の写真などを飾っている。

 1階・2階のショッピングエリアではオープン時6ブランドを扱う。仏国内に6店舗を展開するサブレブランド「ラ・サブレジエンヌ」(箱入りサブレ411円など)、スペインのチョコレートブランド「アマリエ」(リーフチョコレート972円~1,512円など)、英ベーカリー「ハフキンス」(スコーン335円~346円など)、スイス・バーゼル地方伝統のスパイスビスケット「レッカリー」(735円~2,916円)で知られる「レッカリー・フース」、仏ブレンドティー店「メゾン・ブルジョン」(缶972円)など。1月ごろから仏ショコラトリー「ブノワ・ショコラ」(キャラモンド(=チョコレート)1,620円~2,862円)も限定で販売予定。

 2階に併設するサロンでは、取扱ブランドに関連したイートインメニューを提供。「ラ・サブレジエンヌ」のサブレを添える仏クリームチーズ「フロマージュ・ブラン」のケーキ「ル・クレメ・ダンジュ」(650円)、一口サイズのデザート4種類とドリンクのセット「カフェ・グルマンド」(1,520円)、メゾン・ブルジョンのブレンドティー(800円)、スペインのスパークリングワイン「カヴァ」(1,200円~)など。店内で販売する菓子も注文できる。

 営業時間は11時~21時。

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