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代官山「スプリングバレーブルワリー」刷新 ビール全種飲み比べも

提供しているビール全種類を飲み比べできる「TOWER OF BEER」(写真は最大の20種類、5,000円)

提供しているビール全種類を飲み比べできる「TOWER OF BEER」(写真は最大の20種類、5,000円)

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 代官山駅近くのクラフトビールブルワリー併設ダイニング「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリングバレーブルワリー東京、以下SVB東京)」(渋谷区代官山町、TEL 03-6416-4960)が11月15日、リニューアルする。経営はスプリングバレーブルワリー(中野区)。

文字やイラストで説明を加えることで「醸造の可視化」を図る

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 キリンビール(同)のクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」の製造拠点の一つとして、商業施設「ログロード代官山」の開業とともに2015年にオープンした同店。20~30代を中心に来店があり、土地柄外国人客も多いという。

 10月に、同社が展開するクラフトビール施設4店舗の累計来店者数が100万人を突破したことを機に、「店舗での体験を今まで以上に強化」するため、旗艦店であるSVB東京を開業後初めてリニューアルする。

 同所は醸造設備を備えているが、同店でビールが造られていることに来店客が気付きにくいことから、「醸造の可視化」を図る。「仕込室」「発酵貯蔵室」などのガラス面には、それぞれの釜やタンクなどの役割や同所での工程を紹介する文やイラストを掲出。これまで隠れていた「熟成だる」も見えるようにした。

 メニューも刷新。来店客の約3割が、同店「定番」のビール6種が飲み比べできる「ビアフライト」(1,300円)を頼むことから、その時に同店で扱うビール全種類(最大20種類)を飲み比べできる「TOWER OF BEER」(1種類250円×その時に提供している種類数)を新たにラインアップ。マカロンとビールのペアリングセット(各6種、2,500円)や、一人や少人数でも利用しやすいようアヒージョやパテなど小ポーションのタパス(580円~1,000円以内)も用意する。

 毎週金曜・土曜限定メニューとして、「ブリュワー&シェフ厳選ペアリングコース」も始める。前菜や肉料理、デザートなどフルコース5品に、クラフトビールをペアリングして提供する。利用は4人~。価格は1人1万円。1日1組限定。事前予約制。

 サービス面では新たに「ビアソムリエ」を配置。営業時は店内に滞在し、来店客からの質問などに答えるほか、「ブリュワー&シェフ厳選ペアリングコース」時には付きっ切りで対応するという。

 営業時間は8時~24時(日曜は22時まで)。リニューアル第2弾として来年2月にはテラスを拡大するほか、1階のカウンターや2階のレイアウトの変更も予定する。

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