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渋谷区、日立サンロッカーズと「ソーシャル・アクション・パートナー協定」締結

(左から)岡博章日立サンロッカーズ社長と長谷部健渋谷区長

(左から)岡博章日立サンロッカーズ社長と長谷部健渋谷区長

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 渋谷区とBリーグ「サンロッカーズ渋谷」を運営する日立サンロッカーズ(千代田区)が10月14日、「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(通称S-SAP、エス・サップ)」を締結した。

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 区が2016年4月から推進している同協定は、民間企業や大学などの持つ技術やノウハウを活用しながら、協働で地域社会の課題解決を図る包括連携協定で、これまでにキユーピーやボッシュなど区内の企業を中心に18社、青山学院大学や東海大学など7校と同協定を結んでいる。プロスポーツチームとの協定締結は初となる。

 サンロッカーズ渋谷はBリーグ開幕と共に渋谷をホームタウンに、青山学院記念館(渋谷区渋谷4)をホームアリーナとして活動している。昨シーズンは区への「還元プログラム」を実施し、区立小学校などにバスケットボールを寄贈。今季は、区内の福祉事業所と連携したオリジナル商品「サンディーラムネ」を企画するなどしている。青山学院大学出身の伊藤駿選手は渋谷区観光大使スポーツアンバサダーを務めている。

 2016年に策定した基本構想の健康・スポーツ分野で「思わず身体(からだ)を動かしたくなる街へ。」を掲げている渋谷区。スポーツチームと連携することでスポーツ文化の振興などを図る。協働するのは、バスケを中心としたスポーツ文化の振興をはじめ、次世代教育、地域コミュニティーの活性化など6項目。

 10月14日に行われたサンロッカーズ渋谷のホーム戦では、長谷部健渋谷区長と岡博章日立サンロッカーズ社長がセレモニーを実施。長谷部区長は「スポーツの振興や教育分野、商店街活性など、いろいろな分野で協働できる」と期待を込めるとともに、3季目を迎えたサンロッカーズ渋谷に「渋谷旋風を起こしてほしい」とエールを送った。

 締結期間は2021年3月31日まで。

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