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表参道に洋菓子「フランセ」本店移転 創業60年機に、限定パイも

路地に位置する店舗の外観

路地に位置する店舗の外観

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 表参道駅近くに6月1日、洋菓子店「フランセ表参道本店」(港区南青山5、TEL 03-6427-2240)がオープンした。経営は寿スピリッツグループのシュクレイ(北青山1)。

表参道本店限定のパイ「フランセパニエ」

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 1957(昭和32)年、現在の渋谷ヒカリエ(渋谷2)近くで創業した同ブランド。1997年に横浜に拠点を移し、フランス国家最優秀職人賞(MOF)を受賞しているシェフを招致し元町に路面店をオープンするなどしている。2016年にシュクレイの子会社(翌年に吸収合併)となりリブランディングを行っている。

 創業60年という節目に、「原点に立ち返り、再出発する」という思いを込め、2016年に閉店していた反町本店を移転・リニューアルする形で出店した同店。購買層はかねて同ブランドを知っている年配客が中心というが、若年層など新規顧客の取り込みを図る。

 店舗面積は約30坪。席数は15席。エントランスやイートインスペースのガラスには、商品パッケージにも描かれている果物や女の子などを表現したステンドグラスをあしらった。店内は白色を基調に、壁面は回廊をイメージしたアーチを作っている。

 同店では、イチゴ、レモン、ピスタチオ、ジャンドゥーヤをラインアップする主力商品のミルフィーユ(8個1,080円~)や、レモンピールや蜂蜜を加えて焼き上げたスポンジ生地をレモン風味のホワイトチョコレートでコーティングするレモンケーキ(4個864円)を販売する。

 同店限定の生菓子として「フランセパニエ」(648円)を用意。バレエのスカートを意味する「パニエ」と命名したパイで、仏産バターを使い、バターで小麦粉を包む逆折り込み製法「フィユタージュ・アンベルセ」で作る。中には、北海道産オリジナルフレッシュ生クリームにマスカルポーネとカスタードをブレンドしたクリームを詰めている。

 営業時間は11時~19時。

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