代官山で水運びを疑似体験 マダガスカルの水と衛生支援プロジェクトの一環

バケツに入った水を届ける疑似体験ができる会場のイメージ

バケツに入った水を届ける疑似体験ができる会場のイメージ

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 マダガスカル共和国の水と衛生を支援する「TAP PROJECT JAPAN2017」のイベントが8月21日から、複合商業施設「代官山T-SITE」(渋谷区猿楽町)内の多目的スペース「GARDEN GALLERY」で開催される。主催は日本ユニセフ協会と博報堂DYグループの有志メンバー。

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 2007年にニューヨークで始まった同プロジェクトは、レストランなどの飲食店で通常無料の水道水に対して寄付を募るもの。日本では2009年に始まり、東日本大震災緊急募金に切り替えた2011年を除き、マダガスカルを支援先とし井戸や給水施設、トイレを設置するなどしている。インスタレーションを展開した昨年は362万円以上が集まり、同プロジェクトとしては昨年11月時点で総額3,610万円以上に上るという。

 「ROAD to WATER」と銘打つ同イベントは、同プロジェクトのシンボルイベントと位置付け、「水に関するさまざまな問題」に関心をもってもらうことを目的に行う。マダガスカルの水運びを疑似体験できるコンテンツで、バケツの水をこぼさないように届けるゲームになっている。来場者がセンサーを内蔵したバケツ型デバイスを持って画面の前に立つとゲームがスタート。その場で足踏みをすると前に進むことができ、バケツを水平に保って水をこぼさないようにゴールを目指す。ゴールまでのタイムと運んだ水の量でランク付けする。

 開催時間は11時~20時(初日は13時~)。入場無料。今月24日まで。

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