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渋谷区、五輪・パラスポーツ観戦事業開始 東京2020へ向け機運醸成図る

参加者のシュートを受ける大崎電気 「OSAKI OSOL」村上凌太選手(写真奥)

参加者のシュートを受ける大崎電気 「OSAKI OSOL」村上凌太選手(写真奥)

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 渋谷区スポーツセンター・大体育室(渋谷区西原1)で7月23日、ハンドボールの観戦・体験イベントが開かれた。主催は渋谷区。

子どもとキャッチボールをする小澤広太選手

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 2020年の東京五輪・パラリンピックで、ハンドボール・卓球・パラバドミントン・ウィルチェアラグビー・パラ卓球が区内で開かれる渋谷。これらの競技への興味・関心を高め、区民の機運醸成を図る取り組みの一つである「オリンピック・パラリンピック競技リアル観戦事業」の一環。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の「東京2020(スポーツ・健康)」公認プログラムに認定されている。

 当日は区内の小学生ら200人ほどが参加しシュートなどを体験したほか、東京社会人リーグ1部に所属する「桜門クラブ」と「FST」の試合を観戦。ゲストとして体験会に参加した大崎電気気 「OSAKI OSOL」の小澤広太選手は「子どもたちに実際にハンドボールを体験してもらって、『楽しかった』と言ってもらえてうれしかった」と振り返り、岩永生(しょう)選手は「東京五輪で会場になる国立代々木競技場を埋められるようにしたい。走・跳・投に加えて、体のぶつかり合いやスピーディーな展開に注目してもらえれば楽しめるのでは」と話した。

 第2弾として今月29日には卓球を同体育室で行う。当日は、日本オリンピック委員会(JOC)の選手育成事業「JOCエリートアカデミー」の4選手がデモンストレーションするほか、1988(昭和63)年のソウル五輪男子ダブルスで金メダルを獲得した偉関晴光(いせき・せいこう)さんと、2008年の日本選手権混合ダブルスで準優勝したほか、さまざまなユニホーム姿で話題を集めた四元奈生美さんがゲスト出演する。8月20日には、渋谷区長杯と銘打ったパラバトミントン大会を開く。来場者は車いす体験ができる。いずれも観戦・参加無料。

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