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渋谷モディに「VRランド」 ハウステンボスが東京初展開へ、5種類導入

VR映像と劇場用の4Dシート「MX4D」で体験する「ウルトラ逆バンジー」のイメージ

VR映像と劇場用の4Dシート「MX4D」で体験する「ウルトラ逆バンジー」のイメージ

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 渋谷モディ(渋谷区神南1)地下1階に6月24日、VR(バーチャルリアリティー)コンテンツを体験できる「SHIBUYA VR LAND(以下VRランド)」がオープンする。経営はハウステンボス(長崎県佐世保市)。

武器で敵を倒す「BLAST×BRAST」のイメージ

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 ハウステンボスの「人気コンテンツ」を大都市へ展開することで、認知度向上・集客アップを図る取り組みの一環。「VRランド」は、昨年3月に施設内にオープンしたVRコンテンツエリア「VRの館」を体験できる施設となる。

 「VRの館」が若年層に人気が高いことから、「若者の街」として知られる渋谷への出店。「H.I.S.渋谷本店」に隣接するかたちでオープンする店舗の面積は30坪で、24席を用意する。グループ企業のエイチ・アイ・エス(新宿区)の店舗に隣接することで集客を図ると共に、旅行商品に直結した効果も期待する。同店を含む関東県内のH.I.S.ではハウステンボス入場を含む旅行申込客には、「VRランド」が1,000円割引になる特典も予定する。

 同店では、ハウステンボスで展開しているコンテンツの中から5種類を導入する。VR映像と劇場用の4Dシート「MX4D」で地球から宇宙まで飛んでいく体験ができるアトラクション「ウルトラ逆バンジー」(8席)、武器で敵を倒す「BLAST×BRAST」(6席)、「恋愛シミュレーション」(4席)など。利用客の反響を見てコンテンツの入れ替えを予定する。

 渋谷にはアドアーズが展開するVRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO」など、すでにVRを体験できる施設があるが、ハウステンボス高木潔専務は「(世の中的に)まだVRを体験したことがない方が多く、互いにコンテンツがかぶっていないので、良い意味での相乗効果しかないと考えている」と話し、「より多くの方に利用いただきたい」と期待を込める。

 ハウステンボスは35%ほどが九州県外からの来場者。「遠い長崎にいかに来てもらえるかがポイント」と澤田秀雄社長。同社は今夏、台場でプール型アトラクション「ウォーターパーク」を期間限定展開するほか、今後はハウステンボスを世界展開する計画も立てている。

 営業時間は11時~21時。利用料は60分2,200円。混雑状況を見て整理券の配布や予約の導入も検討する。プレオープンは今月17日。年間7万人の来店、1億5000万円の売り上げを目指す。

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