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渋谷で東京芸大・アニメーション専攻修了制作展 短編14作品上映

森の中に迷い込んだ子どもが垣間見た吸血鬼たちの物語「少女ノスフェラトゥ」より©2017谷口ちなみ/東京芸術大学大学院映像研究科

森の中に迷い込んだ子どもが垣間見た吸血鬼たちの物語「少女ノスフェラトゥ」より©2017谷口ちなみ/東京芸術大学大学院映像研究科

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 渋谷・円山町のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町)で3月11日、東京芸術大学大学院映像研究科アニメーション専攻第8期生の修了制作展となる「GEIDAI ANIMATION 08 ZOOM」が始まった。主催は東京芸術大学大学院映像研究科。

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 イベント名は、作品を製作する際の「意識の奥深くをのぞき込み、そこから作品世界をくみ上げ、創作していく過程」から名付けたという。

 上映するのは、精神世界での三者の葛藤と成長の話「Opening Sesame」(井上幸次郎さん)、不器用に生きる人へ問いかける寓話(ぐうわ)「大丈夫だよ」(鈴木沙織さん)、森の中に迷い込んだ子どもが垣間見た吸血鬼たちの物語「少女ノスフェラトゥ」(谷口ちなみさん)など短編アニメーション14作品。併せて、本年度製作した1年次作品(全16作品)と、フランス国立高等装飾芸術学校2016年度交換留学生作品も上映する。

 今月17日は、アニメーション映画「緑子/MIDORI-KO」などで知られる黒坂圭太監督をゲストに招いたトークイベントも予定する。

 2005年に学部を持たない独立研究科として横浜に開設された同科。2008年に設置されたアニメーション専攻は、「革新的な」アニメーション表現や新たな教育・研究や事業スキームの創造を目指し、「つくること」を主体としたカリキュラムを組んでいる。

 今月17日まで。

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