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ネイキッド、渋谷ヒカリエで「都市」のアート展 東京駅プロジェクションマッピング再現も

東京を象徴するような建物やエリアの模型にプロジェクションマッピングで映像を投影する

東京を象徴するような建物やエリアの模型にプロジェクションマッピングで映像を投影する

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)9階のホールBで現在、「TOKYO ART CITY by NAKED」が開催されている。

東京駅舎の巨大模型で再現する「TOKYO HIKARI VISION」

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 クリエーティブカンパニー「ネイキッド」(元代々木町)が、都市を題材に展開するアートプロジェクトの第1弾。「都市とはアートである」をコンセプトに、「東京」を題材に人々の営みの蓄積で表現される都市をアートとして再定義を図るという。

 東京五輪・パラリンピックが開催される2020年に向け、2017年は「都市の在り方が大きく変わる」と見込み今回のタイミングで企画。来年創業20周年を迎えることから、自社の取り組みを振り返る機会にもなる。

 今回は、同社の名前が広く知れ渡るきっかけとなった2012年の東京駅舎への3Dプロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」の再現を中心に都市を表現。会場入り口近くは新宿エリアで、繁華街のネオンサインをイメージしたパネルを天井からつり下げ、都庁やNTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)などのビル群を模型で再現した。

 渋谷駅前交差点(スクランブル交差点)を中心とした渋谷はめくれあがった模型で表現。逆さまに突き刺さったエッフェル塔は、同社が企画・製作するスイーツ×アートのイベント「SWEETS by NAKED」を開催している表参道を指している。模型の裏側には都内を走る地下鉄をイメージした光のパイプを巡らせ、地下も含めた重層的な街であることを表現した。

 場内のオブジェはさまざまな縮尺で再現しているが、東京駅は高さ4.3メートル×横幅6~7メートルの大型サイズ。わずか2日で終わった「TOKYO HIKARI VISION」とほぼ同じ長さ・映像のプロジェクションマッピングを投影する。今夏羽田空港で行った「跳べ、日本!-伝統と革新-」も、JALのジャンボジェットの模型で再現する。

 プロジェクションマッピングで投影する映像は、街に差し込む朝日から夜ににぎわう繁華街までや、都市を構成するさまざまなイメージを表現。床にも道路などの映像を投影し、東京タワーの展望台をかたどった大型模型は実際に上って会場全体を見渡せるようにすることで、来場客が街中にいるかのような体験ができるようにした。

 開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。1月1日は休み。鑑賞料は、高校生以上=1,500円、中学生以下=900円ほか。1月12日まで。

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