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スパイラルで「東京造形大学×ウルトラマン50」展 怪獣モチーフの彫刻作品ズラリ

初日にはウルトラマンが来場した

初日にはウルトラマンが来場した

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 スパイラル(港区南青山5)1階・スパイラルガーデンで10月25日、企画展「東京造形大学×ウルトラマン50」展が始まった。

全39話に登場するウルトラ怪獣をモチーフにした作品が並ぶ

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 東京造形大学の創立50周年記念事業の関連企画で、卒業後生の若手作家やデザイナー、クリエーター71人の仕事や作品に焦点を当てた、展示・上映企画「ZOKEI NEXT50」との同時開催となる。今年、ウルトラマンが放送開始から50年を迎えたことから、「50周年つながり」でコラボレーションした。

 彫刻家で同大非常勤講師の藤原彩人さん総合監修の下、ウルトラマン全39話を見て、同大の教員や助教授、大学院生15人が各話に登場する怪獣の要素を取り入れた彫刻(陶器)を制作した。

 作品は、分身して移動する宇宙人者・バルタン星人(第2話)、「絵が立体になった」点に着目してチョークやクレヨンをモチーフにした二次元怪獣・ガヴァドン(第15話)、凶悪宇宙人・ザラブ星人と共に表現した「にせウルトラマン」(第18話)、仮面をかぶる治虫少年の姿で表現した作品と大阪城のがれきと共に表現した2種類の古代怪獣・ゴモラ(第26・27話)、宇宙恐竜・ゼットンに倒されるウルトラマン(第39話)など。作品は抽選販売する。

 初日の25日にはウルトラマンも登場し、来場者を出迎えた。30日は、3階のホワイエで藤原さんと円谷プロダクションの造形師・品田冬樹さんによるトークセッションを行う。

 同大副学長で造形学部デザイン学科・室内建築領域の地主廣明教授は「ウルトラマンの怪獣を見ると単純に善と悪の、悪の対象ではない。怪獣たちは私たちに対する社会現象・社会問題の警鐘を鳴らす対象だったのではと考えた」と振り返る。

 「(作者には)怪獣とは何だったのか、当時私たちに何を伝えようとしたのかを勉強してもらい、現代社会における怪獣とは何かなどを、それぞれの視点で彫刻として作ってもらった」と言い、「彫刻を通して社会を語る、社会を作ることを実現する試み。作者が何を思って作っているかを読みながら見ていただくと面白い世界が広がるのでは」と呼び掛ける。

 開催時間は11時~20時。入場無料。11月3日まで。

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