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渋谷ヒカリエでロバート・秋山さん「クリエイターズ・ファイル展」 なりきりキャラ話題

秋山さんが扮(ふん)してきたクリエーターの写真などを展示する会場

秋山さんが扮(ふん)してきたクリエーターの写真などを展示する会場

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階クリエーティブスペース「8/(はち)」で9月27日、お笑いトリオ「ロバート」秋山竜次さんの展覧会「クリエイターズ・ファイル展」が始まった。

YOKO FUCHIGAMIのファッションショーを開いた

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 書籍「クリエイターズ・ファイルVol.01」(1,512円)の出版を記念したもの。「クリエイターズ・ファイル」は、昨年4月からフリーペーパー「honto+」に掲載されている、秋山さんがさまざまな架空のクリエーターに扮(ふん)してインタビューを受ける連載。書籍には15人のキャラクターのインタビューを収録しているほか、テキストと連動したインタビュー動画を収録したDVDも付いている。

 メンバー制ラウンジ「Creative Lounge MOV」内のショーケース「aiiima1・2」には、これまでに登場したクリエーターのグッズや制作物を展示。「湯どころ旅館『銀風の塔』グループCEO大垣節子」のパネルが出迎えるほか、「トータル・ウエディング・プロデューサー揚江美子」手製のウエルカムボード、「ダンスパフォーマー兼振付師SHU-ZO」が受賞のトロフィー、「インディアンジュエリー・デザイナー小野幸次郎」のジュエリー、「ワードパティシエ竜斎雲」が書いた「渋谷ヒカリエ」の書などを、クリエーターの写真と共に紹介する。クリエーターの名刺は来場者が持ち帰れるようにした(1人1枚)。

 初日には、オープニングイベントとして「トータル・ファッション・アドバイザーYOKO FUCHIGAMI」の新作ファッションショーをイベントスペース「COURT」で開催。「渋谷は若い方が多いから、出て来ただけでパワーを感じる」と笑顔で登場したYOKOは、新たに立ち上げたジーンズブランド「YOKO IGIRISU」を発表。価格はインディゴカラーが5万3,000円で、ジーンズ自体は7,000円だが、アフリカへ取りに行く塗料でロゴをプリントしていることから価格が上がっているという。

 生解説付きで進んだショーでは、半袖Tシャツと革ジャンを組み合わせた左右アシンメトリーのトップスなどを披露。渋谷にちなんでスクランブル交差点をモチーフにしたヘッドピースは、「スクランブル交差点を通り過ぎるだけのやつが多すぎる。もっと下のゼブラゾーンを使え」と解説。「今力を入れている」というシーフードがテーマのコレクションは、エビフライ型のスカート、タコの足をモチーフにしたトップス、乾燥させたヒジキをあしらったヘッドピースなどでコーディネートした。

 フリーペーパーで連載が始まった当初は「『気付かれていない』と愚痴っていた」という秋山さん。「揚江美子」が秋山さんに似ているとSNSで話題になったことをきっかけに広く知られるようになったと振り返る。紙面製作時は「3時間くらい質問責めにされる。(インタビュー内容は)ほとんど適当。クリエーターの方が言ってそうなことをしゃべっている」と言い、「何を言っているんだろうと思うこともあるが、乗り越えるとプロが言っているような名言が出てくることもある」と話す。「キャラクターは無限。1000~2000人はいける」と今後への意欲を見せた。

 開催時間は11時~20時。入場無料。10月2日まで。

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