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渋谷・ユーロスペースで「スウェーデン映画祭」 イングリッド・バーグマン特集も

スウェーデンの映画祭「ゴールデン・ビートル賞」で作品賞などを受賞した「波紋」より©Lukasz_Zal

スウェーデンの映画祭「ゴールデン・ビートル賞」で作品賞などを受賞した「波紋」より©Lukasz_Zal

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 渋谷・円山町のミニシアター「ユーロスペース」で9月17日から、「スウェーデン映画祭2016」が開催される。

イングリッド・バーグマン映画界引退作「秋のソナタ」より

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 秋の大型連休シルバーウイークに合わせて開催する同祭。今年はジャパンプレミア上映6本を含め11作品を上映する。

 上映作品は、高校卒業を控えた幼なじみの少女2人を主人公に、彼女たちの「危うさ」を幻想的な映像でミステリータッチに描いた「ヤング・ソフィー・ベル」(アマンダ・アドルフソン監督、2014年)や、結婚式を阻止するためにマルメからストックホルムへと向かう列車内で展開されるラブロマンスで、同区間を列車が走行する約5時間で撮影した「ストップ・ウェディング」(ドラゼン・クーリャニン監督、2014年)など。

 スウェーデンの映画祭「ゴールデン・ビートル賞」で今年作品賞などを受賞した「波紋」(マグヌス・フォン・ホーン監督)は、 ガールフレンド殺害の罪で服役していた17 歳の少年が出所後復学した学校で執拗(しつよう)な嫌がらせを受ける、少年犯罪のその後を描いたダークな青春ドラマ。17日上映後に主人公の少年を演じたミュージシャン、ウルリック・マンターさんのトークショーも予定する。

 今年は、昨年生誕100年を迎えたスウェーデン出身の女優、イングリッド・バーグマンを特集。19歳のバーグマンが本格的なスクリーンデビューを果たした1935年公開の「ムンクブローの伯爵」(シグルド・ヴァレーン監督、エドヴィン・アドルフソン監督)や、母娘の愛憎劇でバーグマンの映画界引退作となった「秋のソナタ」(イングマール・ベルイマン監督、1978年)など3作品を上映する。

 全作品日本語字幕付き上映。鑑賞料は当日一般=1,500円ほか。今月23日まで。

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