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Bunkamura「俺たちの国芳 わたしの国貞」展、10万人突破 最終週は開館時間延長

(左から)10万人目の来館者となった荒木親子さんと東急文化村西村友伸社長

(左から)10万人目の来館者となった荒木親子さんと東急文化村西村友伸社長

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 渋谷「Bunkamuraザ・ミュージアム」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-9413)で開催中の「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」展が5月9日、来館客数10万人を突破した。

国芳と国貞の作品を比較展示する

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 ボストン美術館が所蔵する浮世絵作品の中から、武者絵で名声を得た歌川国芳(1791年~1861年)と、役者絵や美人画で知られる歌川国貞(1786年~1864年)の兄弟弟子の作品約350点を通じて、江戸の人々の暮らしなどを紹介している同展。

 場内は、「髑髏彫物伊達男(スカル&タトゥー・クールガイ)」「異世界魑魅魍魎(ゴースト&ファントム)」「天下無双武者絵(サムライウォリアー)」「三角関係世話物(トライアングル・オブ・ラブ)」「痛快機知娯楽絵(ザッツ・エンターテインメント)」など。歌舞伎の演目をまねたタイトルに「現代的でポップな」ルビを付けた8つのテーマで構成している。

 10万人目の来館者となったのは、千葉から着物姿で来館した荒木親子さん。美術館巡りが趣味で、「古くて新しい浮世絵を見るのを楽しみに」来館したという。同施設を運営する東急文化村の西村友伸社長がと国芳の作品「荷宝蔵壁のむだ書」に描かれている猫又(ねこまた)のぬいぐるみを進呈した。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は21時まで、入館は閉館の30分前まで)。好評であることから最終週となる今月29日~6月2日は、通常より1時間長い20時まで開館することを決めた。

 入館料は、当日一般=1,500円、大・高校生=1,000円ほか。6月5日まで。

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