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米発メキシカン・ファストフード「タコベル」、南青山・骨董通りに3号店

渋谷・道玄坂小路沿いにある日本1号店の外観

渋谷・道玄坂小路沿いにある日本1号店の外観

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 南青山・骨董(こっとう)通りに今夏、米発メキシカン・ファストフード「Taco Bell(タコベル)」の国内3号店(南青山5)がオープンする。経営は「牛角」などを展開するプライム・リンクの親会社アスラポート・ダイニング(港区)。

タコスやブリトーなどのメキシカンフードを提供

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 1962年に米カリフォルニアで創業した同ブランド。同ブランドを展開するTaco Bell Corp.は、ケンタッキーフライドチキンなどを擁するフードサービス企業YUM! Brands, Inc.の子会社で、米国内6200店舗以上を中心に世界で約7000店舗を展開している。1988(昭和63)年に一度日本上陸を果たしたが短期間で撤退して以降、在日米軍基地内のみで展開していた。

 昨年、アスラポート・ダイニングがフランチャイズ契約を締結し、4月に再上陸1号店を渋谷・道玄坂小路に、12月に2号店を汐留に、それぞれ出店した。

 青山エリアは、アパレルブランドショップやセレクトショップが軒を連ねる「流行の発信地の一つ」であることから、地域住民や通勤・通学で利用する人、来街者などをターゲットにブランドの拡大と定着を目指す。店舗面積や席数は未発表。既存2店舗同様、カリフォルニアのライフスタイルをイメージさせる店内装飾やメキシコのテイストを盛り込んだ「若々しく都会的な内装」に仕上げるという。

 定番メニューは、トウモロコシの粉や小麦粉を焼いたトルティーヤに肉やレタス、チェダーチーズなどの具材を挟む「タコス」(291円~)、ビーフまたはポーク、サルサ、米、野菜をトルティーヤで巻いた「ブリトー」(540円~)、具材を層にして6角形に包む「クランチラップ」(680円~)など。いずれもオーダーを受けてから仕上げるほか、肉やソースの辛さを選べるなど具材をカスタマイズできるのも特徴。

 営業時間は7時30分~22時(土曜・日曜・祝日は9時~21時)。同社は今年12月末までに青山骨董通り店を含め都内を中心に6店舗を出店する計画。

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