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渋谷・原宿などで「ショートショート フィルムフェス&アジア」開催へ

4月19日に開いた記者会見に参加した(左から)別所哲也さん、レスリー・キーさん、行定勲監督、LiLiCoさん

4月19日に開いた記者会見に参加した(左から)別所哲也さん、レスリー・キーさん、行定勲監督、LiLiCoさん

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 渋谷・原宿・表参道などで6月2日から、日本発アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(以下SSFF & ASIA)2016」が開催される。

レオナルド・ディカプリオさんらが本人役で出演する「オーディション」

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 俳優の別所哲也さんが創設者となり1999年に原宿で始まった「ショートショート フィルムフェスティバル」。2004年には米国アカデミー賞から公式認定を受け、アジア作品を集めた「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」を兄弟映画祭として初開催。以降、SSFF & ASIAとして両祭を同時開催している。

 今年のテーマは、夏に開催されるリオデジャネイロ五輪・パラリンピックにちなみ、映画祭が「お祭り」であることを再定義する意味を込めた「Cinema Carnival~Explore Your Emotions~」。初の試みとなる公式テーマソングは、EXILE・HIROさん率いる4人組 PKCZ feat.歌手Crystal Kayさん、レゲエ・ユニットMighty Crownが手掛ける。

 会場は表参道ヒルズ内スペース・オー(渋谷区神宮前4)やラフォーレミュージアム原宿(神宮前1)、シダックス・カルチャーホール(神南1)など6カ所。プログラムは次年度の米アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる「オフィシャルコンペティション」をなど7部門と特別プログラムで構成。100を越える国と地域から集まった約6000作品の中から選んだ約200作品を上映する。

 特別上映作品として、ロバート・デ・ニーロさん、レオナルド・ディカプリオさん、ブラット・ピットさん、マーティン・スコセッシ監督が本人役で出演している「オーディション」(スコセッシ監督)、米アカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンさんが出演・協働監督している「オモイ想い」、仏アーティストJRさん監督、ロバート・デ・ニーロさん出演作「エリス」なども決まった。

 期間中、初監督作「ダム・キーパー」がアカデミー賞にノミネートしたことで知られる堤大介監督の新作「ムーム」のジャパンプレミア上映&トーク、映画監督としても活動する斎藤工さんのトークイベント(以上、前売り2,000円)や映画監督・河瀨直美さんのトークイベント(同1,000円)、ドローンに関するセミナー(無料)などのイベントも開く。現在公式ホームページから予約を受け付けている。

 クロージング作品には、行定勲監督の「うつくしいひと」が決定。熊本出身の行定監督が熊本県と企画した作品で、主演の橋本愛さんや姜尚中(カン・サンジュン)さん、高良健吾さん、くまモンなど全員が熊本出身の出演者で、地震で大きな被害を受ける前の熊本城をはじめとする熊本県で全て撮影したラブストーリーになっているという。

 「初めて地元で撮影した」という行定監督。同作は昨年10月に撮影したもので、「熊本城の修復には20年かかるともいわれている。こんなことになると思っていなかったが、撮影しておいて良かった」と振り返り、「人命救助が最優先だが、見た目では分からないところで何が問題なのかを浮き彫りにしていかなくてはいけない。どうやって復興の道をたどるかを模索している。修復できない部分もたくさんあると思うが、無くなったわけではない。もう一度、僕らで美しかった熊本を取り戻そうという気持ちでいっぱい」と力をこめる。

 行定監督は15日から熊本に帰省し16日未明の本震も体験しながらも、同作にも出演する高良さんや自身がディレクターを務める「菊池映画祭」のスタッフたちと給水活動を行った。「熊本県民は余震におびえ、ストレスに陥っている」と言い、行定監督自身も「(東京で)ビルがミシっと音がすると構える。ちょっとした揺れにも敏感になっている」という。

 同作は4月22日までネット上で無料公開しているが、今後は「熊本に力を与えるためのチャリティーなどにもつなげていければ」と行定監督。

 映画祭の鑑賞料は一部イベントを除き無料。6月26日まで(会場により異なる)。

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