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表参道にギョーザバル「立吉」 女性客意識、バリエーション豊かなギョーザ料理も

カフェをイメージしたという店内

カフェをイメージしたという店内

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 表参道駅近くに3月、ギョーザとワインを主力にしたバル「立吉餃子(ギョーザ)青山店」(渋谷区神宮前5、TEL 03-5778-4623)がオープンした。経営はフードイズム(港区)。

サラダやスープなどさまざまなギョーザ料理も用意する

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 渋谷・明治通りの本店に次ぐ2店舗目となる同店。2010年にギョーザが主力の居酒屋としてオープンし、2011年に、「ギョーザをつまみにワインを飲む」をコンセプトにした現在の業態に転換した。

 本店の業績が良く「ギョーザブームが来ているのでは」と2店舗目の出店を決めた。六本木エリアに熟成肉の飲食店3店舗を出店している同社は、ドミナント戦略として渋谷との中間に位置する表参道エリアを出店地として選んだ。

 地階に位置する同店の店舗面積は17坪で、席数はカウンターを中心に36席とスタンディング4席。カフェをイメージした「女性が入りやすい店舗」を目指した店内は、白を基調にカウンターやテーブルはタイルで仕上げ、「イメージカラー」でもあるブルーを随所に取り入れている。

 1個45グラムというサイズのギョーザには、山形県産豚のウデ肉とカシラ肉、豚脂、ニラ、白菜、ショウガなどの国産野菜を使い、ネギ油と特製のタレを混ぜ合わせて加える。ニンニクを使っていない点も女性から支持を集めている。直径10.5センチの皮は、米粉を練り込み水分を「多めに」加えたオリジナル生地を採用。タレは、トウバンジャンを使った辛い「赤」、ゴマ油と花椒の香りが利いた黒酢の「黒」、ユズコショウで香りづける白みそゴマダレ「みそ」で、オリジナルの3種類を用意する。

 メニューは、焼き・揚げ・水から選べるギョーザ(3個380円~)をはじめ、バジルと大葉と合わせたサラダ風のギョーザ(520円)、トムヤンクンスープギョーザ(730円)、ギョーザとアルコールのセット「夜の晩酌立吉セット」(850円)などのほか、熟成肉のソーセージ(520円)や熟成肉のLボーンステーキ(1,980円)など、姉妹店の熟成肉メニューもラインアップ。ドリンクは、ハイボール(420円~)やワイン(520円~)、モエ・シャンドン(8,640円)、ドン・ペリニヨン(2万1,800円)などのシャンパンもそろえる。客単価は、ランチ=600円、ディナー=2,100円

 渋谷店では、30歳前後を中心に来店客の8割を女性が占めるのが特徴的な同ブランド。「女性が行くところに男性は着いて来る」と跡部美樹雄社長は言い、「ニンニクを使っていないので、時間を選ばず召し上がっていただける。ギョーザとアルコールを一緒に楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=18時~24時。

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