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原宿にハワイ発「ボガーツカフェ」日本2号店 限定バーガーも

ハワイ本店と同じ雰囲気に仕上げた店内

ハワイ本店と同じ雰囲気に仕上げた店内

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 原宿・キャットストリート沿いに5月29日、ハワイ発カフェ「BOGAR'S(ボガーツ)CAFE」の国内2店舗目となる「BOGAR'S CAFE原宿表参道」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6892-7005)がオープンした。経営はMomo Dining(大阪市福島区)。

中央にショートリブを入れた黒毛和牛100%のパテなどを挟む同店限定の「東京サプライズバーガー」

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 ハワイ・ダイヤモンドヘッドの麓に店を構える「ボガーツカフェ」。かつてはアサイーボウルの店として営業していたが、現在のオーナーのマリアさんが2000年から食事の提供を開始。ロコ(地元民)の利用が多く、ベーグルがホノルルマガジン主催のアワードで「ブレックファストベーグル」ナンバーワンに選ばれるなどしている。店名は以前のオーナーが飼っていたラブラドルレトリバーの名前に由来する。

 日本国内では同社がライセンス契約を締結し、2013年、大阪に日本1号店をオープン。かねて東京への出店も視野に入れており、大阪同様30代など大人の女性をコアターゲットに場所を探したという。その中で、ハワイ発の飲食店も多い原宿・表参道エリアで「勝負したい」というマリアさんの思いもあり、同所へ出店した。

 フロア面積は2階16.75坪、3階14.72坪の2フロア計31.47坪。現在客席は2階のみで、カウンター席3席とテーブル席18席の計22席を用意。店内は、淡いライトグリーンの壁面や赤い椅子など、ハワイ本店と同じ雰囲気に仕上げたという。壁面には、店名の由来となったゴールデンレトリバーの「ボガーツ」やハワイ本店の外観など、ハワイの画家が描き下ろした絵を飾る。3階の使用方法は現在検討中という。

 メニューは、ハワイ本店で提供するものから抜粋してラインアップ。ハワイ本店で「人気ナンバーワン」だという、マッシュルームやほうれん草、コーンなどを具材にオイスターソースなどで味付けする「ママズフライドライス」(1,100円)や、トーストしたベーグルにチーズやオムレツなどをサンドした「ブレックファストベーグル」(プレーン680円~)、バナナやブルーベリーをトッピングし蜂蜜をかける「アサイーボウル」(950円)など。パニーニを使いトリュフで香り付けするオランデーズソースをかけるエッグベネディクトは、定番のハム(1,600円)やクラブケーキ(=カニのほぐし身、2,300円)など6種を用意。パンケーキは7種のうち、ブルーベリー入りパンケーキにイチゴソースをかけた「ダイヤモンドヘッドベリーブリスパンケーキ」(1,500円)が日本限定の味になる。

 原宿表参道店限定メニューとして、中央にショートリブを入れた黒毛和牛100%のパテなどを挟み、ロコソースとタルタルソースをかけるなどした「東京サプライズバーガー」(1,800円)と、揚げた季節の白身魚とチーズやトマトなどを挟む「イア サンドイッチ」(1,100円)も用意した。客単価は1,500円ほどを見込む。旅行客の反応を見ながらランチメニューの導入も検討し、ゆくゆくはバーガーなど一部のメニューをテークアウトできるようにする。

 BGMにはハワイアンミュージックを流し、店員はアロハシャツを着用するなど「東京にいながら、ハワイに来ているかのように感じられる店にしていきたい」と意欲を見せるマネジャーの葉桐征大(はぎりゆきひろ)さん。素材にこだわり、店内のキッチンで「一から調理している」ことなどから「カフェ業態ではあるが、料理はレストランに負けない味。ほかのハワイアンカフェとの違いを感じていただけると思う」と自信を見せる。「ハワイと同じく、地元や近隣の方に愛される店になれば」とも。

 営業時間は8時30分~18時。

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