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青山・TEPIA先端技術館で日本のロボット技術紹介 「全自動イカ釣り機」も

世界市場シェア7割という「全自動イカ釣り機」(写真左手)などを集積する一角

世界市場シェア7割という「全自動イカ釣り機」(写真左手)などを集積する一角

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 外苑前・スタジアム通りの「TEPIA先端技術館」(港区北青山2)で現在、ロボット技術をテーマにした展示が開催されている。

実際にロボットを動かす体験ができる「テクノロジーラボ」

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 2008年から中高生などの若い世代を対象に先端的な技術を紹介している同館。昨年度の入館者は4万人ほど。今年はロボット技術にフォーカスし、関連する日本のもの作り技術を集積した。

 ロビーには、4Kテレビやカメラに写った人の顔画像を分析して性別や年齢を推定する「セグメントセンサ」、ミラーとテレビ、タッチセンサーを融合したデジタルサイネージ・システム「INTELUX」などを展示。「テクノロジーパスウェイ」では、垂直多関節ロボットやコミュニケーションロボット「wakamaru」の実演展示をはじめ、人間の知覚・制御・動作をロボットの技術と対比ながら、センサーやサーボモーターなどがどのように働いているかを紹介する「ロボット解体新書」などを展示する。

 「テクノロジーショーケース」は、「健康に暮らす(ヘルスケア)」「社会が変わる(ICT)」など5つのキーワードで先端技術を紹介するエリア。ロボットカー「エポロ」や人が物に触れた感覚を3次元空間にデジタルで再現する「3D触力覚技術」、データを活用して野球の試合の結果予測などをするサイト「Baseball LAB」、スマートグラス「MOBERIO」などを紹介している。

 体験型展示を集めた「テクノロジースタジオ」には、テーブルトップ型の対話ロボット「Sota」や、体を動かすだけで音を鳴らすことができる「KAGURA」などを設置。日本の技術を紹介する「日本のものづくり」コーナーには、世界市場シェア7割という「全自動イカ釣り機」、ねじ穴がつぶれたねじなどを「簡単に」外すことができるペンチ「ネジザウルス」、最も軽量なもので1平方メートル5グラムというファッション用薄地織物「天女の羽衣」などをディスプレーしている。

 2階には、ロボット製品やロボットを支える原理技術を紹介する「テクノロジーロボ」を新設。セラピーを目的にしたアザラシ型ロボット「パロ」、オムニロボット「TDSTO48」、自立二輪走行ロボット「Hello! MiP」などのロボットを展示するとともに実際に動かす体験もできる。

 1階ワークショップスペースでは、タブレットで2輪ロボットを動かすプログラミングの基礎体験や、ワイヤと金属部分の組み立てを通して人間の機能を拡張させる「メカハンド」の原理を学ぶワークショップなども実施。テクノロジーラボでは6月以降、ロボット技術を学べる「ロボット教室」や、コンピューターで描いたものを3Dプリンターで作る「3Dプリンター教室」を開く。いずれも参加無料(事前予約制)。

 開館時間は10時~18時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。入場無料。会期は2016年3月上旬までの予定。

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