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渋谷ヒカリエで上出右長衛門窯の展覧会-九谷焼のバナナやドクロも

会場の様子

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階のギャラリースペース「CUBE」で現在、上出長右衛門窯(石川県能美市)による展覧会「九谷焼コネクション」が開催されている。

6代目である上出惠悟さんが制作したバナナなどのアート作品

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 1879(明治12)年に創業した上出長右衛門(かみでちょうえもん)窯は、石川県の伝統工芸・九谷焼の窯元。創業以来5代にわたって日本料理用の器を作っている。6代目に当たる上出惠悟さんは、窯でデザインや企画に携わりながら、作家として「現代だからこそできる試み」に取り組んだ作品を発表している。

 2010年に「スパイラルガーデン」(港区南青山5)で開催した「九谷焼コネクション」をアップデートした展覧会として、上出さんが携わる窯の活動、上出さんの作家としての作品を紹介する。

 展示は、上出さんの作品=バナナをかたどった「甘蕉(バナナ)」やサザエをかたどった「栄螺(サザエ)明朝対句」(各5万4,000円)ほか、窯としての商品=「漢字と絵を組み合わせたい」という上出さんの思いから誕生した「寿福老(ことぶくろう)」(3万2,400円)、九谷焼では「珍しい」という黒釉(こくゆう)の湯飲み「蓋付湯呑 黒釉黄彩楼閣文“TEA”」(小1万5,120円、大1万8,360円)や急須「急須黒釉黄彩楼閣文“TEA”」(6万4,800円)ほか。

 プロダクトプロデュースなどを手掛ける丸若屋(南青山6)プロデュースの下、スペイン人デザイナーのハイメ・アジョンさんがデザインした鳥の形を模したしょうゆ差し(1万800円~3万2,400円)なども並ぶ。

開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。3月15日まで。

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