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原宿駅近くのカフェ「ネスカフェ」が全面刷新-五感で体感する「体験型」に

全面刷新した「カフェ ネスカフェ原宿」の外観

全面刷新した「カフェ ネスカフェ原宿」の外観

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 原宿駅近くのカフェ「カフェ ネスカフェ原宿」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5772-2038)が2月28日、リニューアルオープンする。経営はネスレ日本(兵庫県神戸市)。

コーヒーマシンに加え「Pepper」も常設する体験コーナー

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 「ネスカフェ」の認知向上などを目的に、2010年にオープンした同店。昨年、同ブランドのブランドコミュニケーションを刷新したのに合わせ、同店を旗艦店として全面リニューアル。「新しいネスカフェ体験をしてほしい」という思いを込めて、「五感で楽しむ」ことをコンセプトにした。

 店舗面積は185平方メートル。店内は白い紙を使った天井からつるすディスプレーや、オークで木の形をかたどったディスプレーなどで「ナチュラルな雰囲気」を演出。随所に、「ハブ」と呼ぶ同ブランドのマグカップのふちの形や、ブランド名の「E」の上に付く赤いアクセントを配置した。照明は1時間ごとにライティングを変化させる。「マイプレイス」をキーワードに、さまざまな席を用意。テラス12席、カウンター席やローテーブルのソファチェアーなどの椅子席76席のほか、座れる階段式のスペースなど含め100人ほどを収容可能。店内に用意したクッションは自由に使うことができる。

 店内中央には「体験コーナー」を設置。同社のコーヒーマシン「ゴールドブレンド バリスタ」「ドルチェ グスト」各2台を用意し、「1dayフリーマグ」(1,080円)注文客は滞在中、両マシンで何杯でもコーヒーを飲むことができるようにした。カスタマイズ用にシロップやココアパウダーなどもそろえる。同所には、店員として感情認識パーソナルロボット「Pepper」1台を常置。おすすめのコーヒーをレコメンドする「カフェ診断」をしたり遊んだりできる。

 店内奥の大スクリーン(縦2.4メートル×横4.2メートル)のほか、壁面に沿って小型モニター21台を設置。ウェブで公開する「ネスレシアター」のショートフィルムや、ライティングの変化と連動した映像などを上映する。入店時、希望者には注文などができるiPadを貸し出す。

 主力フードメニューはプレート。2種から選ぶジャーサラダ、8種から選ぶ自家製パテ&ジャム、バゲットの「本日のプレート」(880円)、さらに5種から選ぶココットデリが付く「デリプレート」(1,350円)など。デザートは、抹茶味のパンケーキ生地に小豆が入ったものなど5種を用意する温かい「ミニマグケーキ」(380円)などをラインアップした。客単価は700円~800円ほどを想定。

 同社飲料事業本部事業開発マネジャー國寶(こくほう)友幸さんは「当ブランドを体験したことがない方にも来店いただき、ご理解いただけるような店づくりをしていきたい。コーヒーを飲むだけでなくシーンも提案し、『マイプレイス』を作ってもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~21時。

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