「ビックカメラ渋谷東口店」リニューアル-2館体制、「専門性」高める

増床リニューアルした「ビックカメラ渋谷東口店」本館(左手)と別館(右手)

増床リニューアルした「ビックカメラ渋谷東口店」本館(左手)と別館(右手)

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 宮益坂下交差点のビックカメラ渋谷東口店(渋谷区渋谷1、TEL 03-5466-1111)が2月5日、リニューアルオープンし、本館と別館の2館体制になった。経営はビックカメラ(豊島区)。

増床した別館の1階

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 同社は1989年12月、道玄坂下に渋谷店(=現・渋谷ハチ公口店、道玄坂2)をオープンし、1993年2月に渋谷東口店を出店。かねて「専門性」などを求める利用客からの声があった中、隣接する渋谷全線座ビル(同)1・2階部分が空いたこともあり増床し、商品の拡充を図った。

 本館の売り場面積は、1~5階の5フロア計約1900平方メートル。1階エントランス近くには、外国人利用客から需要の高い「ビューティー家電」や薬、日用品などを集積し免税品の売り上げ拡大を狙う。2階で展開するカメラは、プロ向けの機材を中心に品ぞろえを拡充。3階で扱うヘッドホン・イヤホンは「デザイン性と音質を兼ねそろえた」商品を中心にそろえて試聴環境を充実させた。4階には玩具コーナーを新設し、家族での来店促進を図る。

 本館のリニューアル終了に先立ち、1月28日には別館をオープン。同館の売り場面積は2フロア計約1200平方メートル。照明の取り付け方などを工夫し明るい店内に仕上げ、壁面や天井なども活用し商品をディスプレー。什器を目線の高さにするなど「死角の少ない」陳列を目指した。

 フロア構成は、1階=スマートフォン、これまでの約3倍の品ぞろえになったスマートフォンアクセサリー、「アップルショップ」、ビックカメラオリジナルの音声通話付きSIMカード「BIC SIM」専用受付カウンターなど。2階=パソコン、プリンター、文房具、新たに取り扱いを始めた自転車、フィットネス用品、試打室も用意するゴルフ用品、「アップル商品修理サービスカウンター」など。

 本館店長・眞木内隆さんは「今までお客さまがかなえられなかったことを一つでも多くかなえ、さらにサービスの拡充に力を入れていきたい」とし、「地域一番を目指す」と意欲を見せる。別館店長・江澤哲也さんは「(スポーツ用品などの展開で)新しい客層にアプローチし、情報発信することで認知度を向上させたい。(ハチ公口店を含めた)3館で連動して盛り上げていければ」とも。

 営業時間は10時~22時。    

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