見る・遊ぶ

渋谷で和歌山・田辺の写真展-熊野古道など50点、市のブランディング事業で

写真を撮影したジミー・ミン・シュンさんは「町のリアルな姿を見てほしい」と話す

写真を撮影したジミー・ミン・シュンさんは「町のリアルな姿を見てほしい」と話す

  • 0

  •  

 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階のギャラリースペース「CUBE」で4月16日、写真展「世界遺産のあるまち~田辺」が始まった。

[広告]

 和歌山県田辺市が本年度展開する新規事業「価値創造プロジェクト」の一環。今年、世界遺産「熊野古道」が登録10周年を迎えることから、世界遺産の魅力を活用した企画事業などで「新しい市のブランドづくり」を行うもの。

 写真は、「Vouge」「Men's Uno」などファッション誌を中心に活動する香港出身のフォトグラファー、ジミー・ミン・シュンさんが撮り下ろした。場内には、熊野古道や扇ヶ浜などの景色、働く人たちの姿などを収めた約50点が並ぶ。

 同市を訪れた際に見て「驚いた」のは高い木や山だというジミー・ミンさん。「うれしかったのは写真を撮った時に(田辺市民が)ほほ笑みを向けてくれこと」と振り返り、「ガイドブックなどでは見られない町の本当のリアルな姿を見ていただければ」と来場を呼び掛ける。

 同階「d47食堂」では現在、「和歌山 田辺定食」(1,780円)を提供。内容は「紀州いさぎ」の塩焼きや、龍神村で栽培されている「龍神しいたけ」のカツ揚げ、海藻「紀州ひろめ」のしゃぶしゃぶなどで、食前酒の梅酒も付く。併せて、24種の梅酒(500円~1,650円)もラインアップ。「d47 design travel Store」では今月19日・20日、同店がセレクトする同市の産品を販売する。

 写真展の開催時間は11時~20時(最終日は16時まで)。入場無料。今月23日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース